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言語聴覚療法部門

言語聴覚療法部門

私達は毎日の生活の中で、何気なく人と話したり(コミュニケーション)、食事(嚥下)を取ったりしています。言語聴覚療法では、そういった基本的な活動が、何かしらの病気(脳卒中、脳腫瘍、頭部外傷、神経難病)によって、問題を生じた方々に対して訓練、支援を行っています。
当院では主に次のような方に対する言語療法を行っています。
①コミュニケーション障害
失語症:人の話を聞いて理解する、話す、読む、書く、計算などに問題を認められる方。
構音障害:舌や口唇などの動きが悪くなることによって、 ろれつの回らない話し方になっている方。
高次脳機能障害:脳の損傷によって、注意力や記憶力、物事の順序を立てる、感情のコントロールな
どの能力に問題が生じ、そのために日常生活や社会生活が困難になっている方。
②摂食・嚥下障害
嚥下とは、食べ物を口に運んでから胃に送るまでの一連の流れで、それらの動作のどこかに問題が生じ、飲み込む動作が上手くできない状態を嚥下障害といいます。その結果、低栄養や脱水、食べ物が喉に詰まって窒息する、といった危険があるほか、高齢者に多い誤嚥性肺炎を引き起こす原因にもなります。
当院では、嚥下造影検査(VF検査)や各種検査を行い、飲み込みの評価を行っております。その結果に基づき、嚥下訓練を行う他、多職種と連携し、食事方法の検討をしています。

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