1.食前:食事の30分~1時間前の空腹時に服用
胃の動きが悪く食欲がなく、むかつき・吐き気のある時に服用する薬または胃の粘膜を保護する薬など
2.食後:食事のあと30分以内に服用
食事が終わったら直ぐに服用されてもかまいません。
食後の服用は飲み忘れを防ぐことと、空腹時の副作用を防ぐ薬などがあり一般的な服用方法です。
食後の服用は飲み忘れを防ぐことと、空腹時の副作用を防ぐ薬などがあり一般的な服用方法です。
3.食間:食事のあと2~3時間後の空腹時に服用
胃の粘膜を保護する薬などがあり、飲み忘れの心配のためあまり指示されなくなっています。
4.就寝前:寝る前に服用
睡眠目的の薬、便秘治療の薬など
5.頓服:頭痛、便秘など必要な時に応じて服用
頭痛の起こった時などに服用する薬で、症状がなければ飲む必要がありません。
6.起床時:朝起きて直ぐに服用
ある種の骨粗鬆症薬は起床時に水で飲むようになっています。水以外の飲み物で飲んだり、食後に飲んだりすると効き目がなくなります。
7.食直前:食事をする10分前から食事の直前までに服用
薬の効果を最も良くする時間で飲む薬があります。特に糖尿病の薬で注意が必要です。
8.食直後:食事が終わって直ぐに服用
消化を助ける薬などは食事が終わって直ぐに飲むことで、効果を最も良く現わします。
9.時間毎:決められた時間を空けて服用
痛みを抑える薬・抗菌薬など、体で一定の濃度を保つことによって効果を現す薬は、時間毎に服用の必要があります。しかし、抗菌薬は近ごろ食後に飲んでも効果が変わらないと言われています。
10.時間指定:何時に服用
病気の状態に最大の効果を現すのに、服用時間の指定をすることがあります。
11.その他
生活状況に合わせて服用する必要があります。夜勤などの不規則な時間制限がある場合は薬の服用方法も変わります。生活の状況も医師にお伝え下さい。