本文へ移動

看護部長挨拶

 当院は、内科と精神科の老年病センターです。看護部の理念は、「赤十字の基本理念である人道・博愛の精神に基づき、個人の尊厳と権利を尊重し、全ての方々へ安心していただける看護・介護を提供します」です。
 理念の具現化の第一は、“患者さまの尊厳を守ること”と考えています。このことは、当然のことですが、意思疎通が困難であればより難しいことがあるようにも思えます。人生の終末を迎える患者さまにとって、“今まで生きてきた人生が幸福だった”とご家族とともに思える関わりをすることが大切です。
 また、“高齢者が、住み慣れた所でいつまでも自分らしく生き生きと暮らしてもらいたい”ということです。他者の力を借りながらも自分のできることを懸命に行い、日常の生活を行うことがすばらしいことだと思います。そのためには、ご家族の協力、行政の支援、他の援助を得ることも必要です。このことが自助・公助・共助・互助ということだと思います。当院は、このことが円滑に行えるよう、看護師が中心になって、医師・社会福祉士・ケアマネージャー等が協力して活動できる体制をとっています。
 今津赤十字病院は、“日々の生活がその人らしく、健やかで、豊かであるように維持される”ことをめざし、高齢者を大切にし、高齢者・ご家族の思いに寄り添った看護を提供したいと思っています。

看護部長・認定看護管理者 白木 潤子
TOPへ戻る